院長挨拶
循環器内科専門医が診察します。
院長の矢吹 正典(やぶき まさのり)と申します。
1993年(平成5年)に大阪大学医学部を卒業してから、これまでに大阪大学医学部附属病院、大阪警察病院、東宝塚さとう病院などで内科・循環器内科医として勤務してまいりました。
とくに東宝塚さとう病院では、2006年(平成18年)から現在にいたるまで、10年以上の長きにわたって、おもに不整脈疾患の診療を担当させていただきました。
多くの手術経験と幅広い実績があります。
東宝塚さとう病院で勤務を始めた10年前は、ちょうど不整脈治療の新しい時代が幕をあけようかとしている時期でした。その後現在にいたるまで、とくに心房細動の抗凝固療法、心房細動のカテーテルアブレーション、心不全に対するペースメーカー治療と、次から次へと画期的な新しい不整脈治療の進歩がみられました。そのような進歩の波に揉まれて、不整脈治療も、東宝塚さとう病院も、わたし自身も、おおきな変化とたくさんの経験ができた10年間だったと思います。東宝塚さとう病院では、ペースメーカーを含むデバイス治療やアブレーション治療を、それぞれ1000例をこえる手術も担当させてもらいました。
また、大阪大学医学部附属病院はじめ、これまで勤務させていただいた医療機関では、循環器内科ばかりではなく内科全般(糖尿病内科・神経内科・腎臓内科・消化器内科)および、救急外来、介護施設の往診や人間ドックなど、幅広い分野の内科診療を経験しました。
心臓の研究を長く続けてきました。
阪大医学部へ編入する前の理学部に在籍していた20歳のころや大学院生のころには、「心臓がどんな仕組みで動くのか?」、「どんなふうに心臓はできたのか?」という素朴な疑問を解決すべく、研究生活を送りました。皆様に共感してもらえるか心配ですが、この研究生活は、突然出現したり消えたりするやっかいな不整脈を治療するためにとても役に立ちました。学生時代から現在に至るまで、“心臓”という、この摩訶不思議な臓器について、分子・細胞から人工心臓、そして、かすかな症状・不安の相談から人生の終着点・最後のおみとりまで、幅広い視点からとりくみ、深い経験をさせてもらえました。また、これらの経験を発表する機会もたくさんいただけました。このような経験をできたことに本当に感謝しています。
気軽に相談いただける「かかりつけ医」として
今回の開業にあたって、わたしのクリニックでは、専門性の高い循環器領域・不整脈領域の診療と、こどもからお年寄りまでみれる地域密着型の一般内科診療の2本立ての診療体制でいく予定です。そして、いままでの専門病院では、なかなかできなかったフットワークの軽い診療をめざしたいと思います。たとえば、ペースメーカー後の患者さんへの往診や 、心臓外科手術後やカテーテル治療後の長期フォロー、風邪症状やちょっとした体の悩みなども気軽に相談できるクリニックを目指したいと思っています。
近隣の医療関係者の方々、同級生や医局の先生方、内科学会、循環器学会、不整脈学会などとの広いネットワークを活かして、診断・治療に全力を尽くします。
皆様のニーズに少しでもお応えし、心臓ばかりではなく、“心”も満たしていただけるよう、ちょっとした心配ごとでも結構ですので、どうぞお気軽にご相談下さい。
やぶき内科クリニック院長 矢吹 正典
院長プロフィール
主な経歴
昭和42年2月 | 福島県福島市生まれ |
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平成元年3月 | 東京大学理学部 卒業、大阪大学医学部 編入学 |
平成5年3月 | 大阪大学医学部医学科 卒業 |
平成6年4月 | 大阪大学大学院医学研究科 博士課程 |
平成11年10月 | 大阪警察病院循環器内科 医員、副医長 |
平成13年6月 | 大阪大学医学部病態情報内科学 研究員 |
平成18年7月 | 東宝塚さとう病院 循環器内科 医長 |
平成24年10月 | 東宝塚さとう病院 循環器内科 部長 |
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本不整脈心電学会
- 日本心不全学会
おもな資格・
免許など
- 医学博士
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本循環器学会認定 循環器専門医
- 日本不整脈心電学会認定 不整脈専門医
CLINIC INFO
診療時間
木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
※火曜午後 ペースメーカー外来(要予約)
宝塚市 内科・循環器内科
やぶき内科クリニック
〒665-0812
兵庫県宝塚市口谷東1丁目20-22
交通アクセス
お車でお越しの場合
- 駐車場:あり(6台)
自転車でお越しの方
- 駐輪場:あり
バス・電車でお越しの方
- 阪急バス「南花屋敷」停留所より徒歩8分
- JR中山寺駅からタクシーで約11分
- 阪急山本駅からタクシーで約6分